開く

ボーディングスクール(全寮生活)

寮生活の目的

「もう一つの教育の場〜寮生活の目的」「今、社会で求められている人とはどんな人でしょうか。「自分」をしっかりと持ちながら、他を思いやる。協調性を持ちながらも自らが主体的に考え、実践していける人財ではないでしょうか。松風塾高校では、寮はただの寄宿舎ではありません。心を育み、人間力を高めるための「もう一つの教育の場」です。

寮生活で育む力

  • 自立力
  • 社会性
  • コミュニケーション力
  • 決断力
  • 忍耐力
  • 問題解決力
  • 自律力
  • 論理的思考力
  • リーダーシップ
  • ディスカッション
  • マネジメント力
  • 創造力
  • 表現力
    (プレゼンテーション)

寮生活で育む力

  • 自立力
  • 社会性
  • コミュニケーション力
  • 決断力
  • 忍耐力
  • 問題解決力
  • 自律力
  • 論理的思考力
  • リーダーシップ
  • ディスカッション
  • マネジメント力
  • 創造力
  • 表現力
    (プレゼンテーション)

自立心を養うことができるシステム

松風塾高校の寮には、寮母さんがおりません。そのため、洗濯やアイロンがけ、掃除も全て自分で行います。中学校までは親御さんが面倒を見てくれていたと思いますが、自分のことを自分ですることで自立心と生活力、そして家族への感謝の気持ちを育みます。全員はじめての寮生活ですから、最初はもちろん何もわかりません。しかし、入寮後に同じ経験をしてきた先輩方が1人1人にしっかりついて、全て指導してくれます。また、学校の教員が男子寮、女子寮の寮監も兼務しています。学校だけではなく、生活の面でもみなさんをサポートします。

非言語的なコミュニケーション能力を身に付ける

全国各地、さまざまな環境から集まった生徒が、一つ屋根の下で暮らします。
部屋は、3学年混合の4人部屋で、メディア機器などはありません。生活に必要なものの多くが公共スペースに置かれ、共同で使っています。 土日の夜は、大型テレビの前に集まり、みんなで見ます。また、基本的な生活習慣も、先生ではなく「先輩」が教えてくれます。まるで、大家族の兄弟ように生活しています。
スマートフォンやテレビゲームなど、現代的なメールやSNSなどに頼らない、Face To Faceの会話が自然と交わされています。社会生活に必要なコミュニケーション能力を、寮生活を通して学んでいきます。
また、先輩後輩の関係性、同輩の仲間との人間関係を通じて、「心遣い」を学び、今の世の中で欠如しがちな「相手の気持ちを察する」、非言語的なコミュニケーションも身につけていきます。

毎日、心の栄養を摂る生活

寮生活を通じて先輩から後輩へと受け継がれる良習があります。中学時代は意識しなかった足元への意識、洗顔や歯磨きなど日常生活の中で、次に使う人を思いやる気持ち。仲間や先生への挨拶、毎日の何気ない小さな行動を繰り返し行い、習慣化します。夜には「点呼」と称して、短時間の「訓育」が行われ、人間として何が大切か、人生観や世界観を学びます。それら一つ一つが心の栄養になっていきます。

1日のスケジュール

人間形成

礼節に真剣に取り組む学校

いつの時代にも変わらず、社会人にとって必要とされるのが礼節ではないでしょうか。松風塾では「礼節日本一」という大きな目標を掲げています。気持ちのよい挨拶、大きな返事、正しい姿勢。これらが身に付くように、日々の生活で訓練、実践しています。本校に入学してまずはじめに行われるのが、「集団訓練」です。ここでは、基本的な挨拶、返事や姿勢、動作が教えられます。ご自分のお子さんが大きな声で挨拶をする姿を初めて見て、感動される保護者の方も少なくありません。本校で、最も力を注いでいる教育のひとつです。

マンドリン合奏を通して協調性と共創性を体得する

マンドリンという楽器を知っていますか?ほとんどの生徒が初めて目にし、手にする楽器でしょう。松風塾高校では、マンドリン音楽が必修です。1年生の間は、授業で基礎練習を行い、本格的な合奏練習は2年生になってから行われます。2年生の9月から約1ヶ月間は、特別養護老人福祉施設や地元の中学校等へ訪問演奏に出かけたり、青森市内の大きなホールで定期演奏会を開催します。夏休みは約2週間の合宿を行います。練習に練習を重ねて技術が向上し、全く弾けなかった自分が弾けるようになり、オーケストラの一員として合奏をする経験ができます。それは自分自身に起きた変化を体感する瞬間でもあります。何よりも、皆と「調和」してひとつの音楽を完成させることを通して、現代の若者に失われかけている協調性の涵養になることが大きな目的でもあります。

労働を通じてたくましさを養う

松風塾高校には「用務員のおじさん」はいません。日々の校内清掃はもちろんのこと、冬季の雪囲い設置といった冬支度も、寮内の細かな環境整備作業も、全て生徒が中心となって行ないます。また、春には田植えを、秋には稲刈り、リンゴ収穫実習をします。11月には収穫感謝祭を実施し、自分たちが育てたお米で餅つきを行います。農家の方から直接指導を受け、実際に体を動かします。やがては社会の一員として世のため人のために活躍する事を願い、汗の尊さを知り、働くことの大切さや天地自然の恵みに感謝できる心を養うために勤労体験学習を重視しています。

少人数教育

  • 少人数教育だからできること

    松風塾高校は「特別進学コース」「総合進学コース」の2コースに分かれて授業をしています。各コースとも3〜8人程度の少人数です。選択科目によっては、マンツーマン指導が受けられるクラスもあります。少人数授業の良いところは、生徒と先生の距離が物理的にも心理的にも近いことです。
    先生は生徒1人1人に目が届き、個々の力を把握できるため、レベルにあった授業ができることはもちろん、つまづきにもすぐに対応できます。また、学習面だけではなく、生徒の体調や精神面の変化などにも気付きやすいです。生徒も集中して授業を受けることができ、わからないところがあっても、すぐに先生に質問しやすい環境が整っています。今までは授業の内容でわからないところがあっても、授業中に先生に質問するのはかなりの勇気が必要だったと思いますが、松風塾では授業中に質問が出るのは普通の事です。どこのクラスでも「先生!」と質問する声が聞こえてきます。数十人の一斉授業とは違い、よくわからないまま置いていかれることが絶対にありません。

  • 主に難関大学への進学を目指す生徒のコースです。授業の他にも放課後や長期休業中に特別講習を行ない、徹底的に鍛え上げます。3年次になると志望校と適性によって、より充実した授業を受けられるようなカリキュラムになっています。部活動については、学業を優先させるために限られた部活動だけの加入となります。

    大学進学から就職希望まで、生徒の幅広い進路に対応できるようにカリキュラムを設定してあるコースです。勉強もしっかりするが、部活動も頑張り充実した高校生活にしたいと考えている生徒におすすめのコースです。

  • 進路に合わせたきめ細かい学習指導

    みなさんは将来、どんな大人になりたい、どんな仕事をしたいと考えていますか。自分の夢を実現するためには、考える力や多くの経験が必要です。松風塾では「社会のために尽くせる人」「高い教養を身につけてどんな仕事も一生懸命できる人」を目指して、それぞれの進路と学力に合わせ、きめの細かい学習に取り組んでいます。
    例えば、特別進学コースは1年次から放課後の特別講習があり、早い段階から大学受験を意識して基礎力を付けていきます。2年次からは全コースにおいて、それぞれの進路に応じた必要な科目の講習を受講できます。放課後や夜間だけではなく、夏期休業・冬期休業時にも特別講習を開講していますので、3年生のほとんどは学校に残って、進路希望達成に向けて学習します。特別講習は、すべて無償で行っています。

  • 学習習慣の確立

    寮では夜の日課に自習時間がありますので、今まで自宅学習の習慣がなかった人でも、自然と学習する習慣が身に付いていきます。また、先生のほとんどは学校のすぐ近くに住んでおり、中には一緒に寮に住んでいる先生もいるため、時には夜に寮まで来て勉強を教えてくれます。授業に遅れぎみの生徒には、こまめに声をかけて必要に応じて放課後や夜に補講を行います。コース別の授業により、学力が同じレベルの仲間が集まるため、お互いに刺激を受け、ライバル同士競い合うことで『学びたい欲求』が高まることも学習習慣の確立に繋がっています。テスト前になると、いつも以上に質問に来る生徒で職員室が賑わいます。寮での夜の時間も、あちこちの部屋から先生に質問する声が聞こえてきます。少人数授業で集中して授業に参加し、生徒と先生の距離が近いからこそ、「わからないところを、わかるまで」勉強しようとする気持ちが養われます。みなさんが思い描く「未来の自分」のために、私たちは全力でサポートします。

GLE(Global Leadership Education)

  • 自ら考え行動する経験で課題解決力と生きるチカラを育む

    人は社会の中で生きています。他の誰かと関わりを持たないわけにはいきません。考えの違う者同士が集まっている社会では、知識や正論を振りかざすだけでは、課題解決はできません。感情を持ち、自分なりの正義を持ち、見方によって長所にも短所にもなりうる、個性を持った、決して完璧ではない存在が人間です。そんな人間が集団となった時に、目の前の課題をどうするか、大きな目標にどう歩むか。「自分で考える」を繰り返し、課題を解決する力を、生きる力を養う。それが松風塾高校の社会体験学習です。2017年から、グローバルリーダーシップを育成する体験・実践型教育プログラム(GLE)を実施。世界で活躍するアーティストを招き、生徒自らがイベントの企画運営を行うもので、コンサートの成功のために何をすべきかを自分の頭で考え、議論し、行動 します。コンサートだけでなく、本校が大切にする平和をテーマにしたワークショップも行います。

  • GLEコンサートライブ

    平成30年度のGLEレポート〜華やかなオペラの世界を体験〜

    平成30年9月24日(月)、青森公立大学の交流会館講堂にて「GLEオペラデュオリサイタル」開催。今回(平成30年度)は、テノール歌手のロベルト・ディ・カンディドさん、バリトン歌手のキュウウォンハンさんを招待。有名なオペラ曲「君こそがわが心のすべて」「シャンパンの歌」などを鑑賞したあと、松風塾高校マンドリンオーケストラや地元中学校合唱部の皆さんとコラボして「オー・ソレ・ミオ」を演奏するなど、価値ある時間を共有できました。

    令和元年度のGLEのご案内〜グラミー賞ジャズ奏者ライブ〜

    今年のGLEは、ラテンジャズでグラミー賞受賞ピアニスト、アロン・ヤブナイさん(イスラエル出身)、パーカッション奏者のジョカ・ベルヒナンさん(イスラエル国籍)を招待。心躍らせるリズミカルサウンドでラテンジャズの魅力を堪能ください。素晴らしいひとときをお過ごしいただけます!

    日時 2019年10月19日(土)13:30開場 14:00開演
    場所 青森公立大学 交流会館講堂
    入場無料(予約制:先着750名)
    ◆facebook「GLE in 青森」では生徒の奮闘ぶりがアップされています。

SCC(科学コミュニケーション部)

  • 出前実験教室が話題! 科学コミュニケーション部

    本校でもとりわけユニークな課外活動がSCC(科学コミュニケーション部)。2015年から地域の幼稚園・保育園向けの出前実験教室、2017年には小学生向けの実験教室も開始。翌年からは青森県内全域の保育園を対象にサイエンスショーを展開しています。たまの失敗もご愛敬、子供たちにワクワクを届けたいと奔走中で、様々なメディアでその活動が取り上げられています。


松風塾高校で学ぶという人生
〜卒業生インタビュー〜


「渦の中に身を置いている最中には、日々、目の前で起きることの意味も、自分の人生にとっての価値も気がつけなかった」「卒業してみてこの環境で過ごしたことで何が自分に残ったのかが分かった」いま様々な立場で夢を持って活動する卒業生たちの声から、松風塾高校を浮き彫りにしてみました。

  • 岩下 直斗 (41期生) 京都産業大学在学

    41期生
    京都産業大学在学

    環境が人を成長させること、礼節は財産になることを学びました。

    • 環境が人を成長させること、礼節は財産になることを学びました。

      親のありがたさは身に沁みました。食事をつくる以外のことはすべて自分でやる生活になるわけですから。自分には夢がありました。中学の頃に見た皇宮警察(皇居の警備に関わる専門の警察部隊)の颯爽とした姿を見て進む道はこれしかないなと。目標は不安を乗り越える力になります。いつもテレビが見られる環境ではなくても、新聞を読む機会が増え、自分で考え、物事を理解する習慣も身につき、環境が人を成長させることを実感しました。またどこに行っても財産になる礼節を学んだことは大きかったです。皇居勤労奉仕では、日本人の精神を学び、自分の憧れる仕事を間近に見て、想いは強くなりました。残念ながら採用試験は通らず、大学から再チャレンジすることにしましたが、受験準備に残された100日間で、先生たちの熱意ある指導で合格。やり抜く力と折れない心が備わりました。将来の目標を持つこと、それを叶えるために何をすべきかを考える大切さを教えられる場所です。

  • 野理 貴文 (33期生) 株式会社IHI勤務

    33期生
    株式会社IHI勤務

    自分の生き方を貫けることが幸せなんだ、という考えが身につきました。

    • 自分の生き方を貫けることが幸せなんだ、
      という考えが身につきました。

      勉強ができる場所というのが魅力で、マンツーマンで教えてもらうこともできましたし、臆せずどんどん質問ができる雰囲気も良かったです。時間を有効に使う習慣ができたこと、人間関係を実践で学べたのは大きかったです。行事も多く、模試の点数が下がった時などは、きついなと思いましたが、課外活動の中には、体験しがたいボランティアもあって、自分の基軸をつくるうえでは大切なプロセスでした。「人としてどう生きていくか」それを築いていく中で、教育勅語や過去の偉人の話などを、国や人を豊かにしようという想いを持った先人の知恵として知る機会を得られました。そのことは自分の中で、お金を持つ人だけが幸せなのではなく、やりたいことをやり、生き方を貫けることが幸せだという考えにつながりましたし、そして今、国の役に立てる仕事に就く強い動機になりました。

  • 桜庭 和 (24期生)シンガーソングライター

    24期生
    シンガーソングライター

    多感な時期に親元から離れるのはいいことなのではと思います。

    • 多感な時期に親元から離れるのはいいことなのではと思います。

      入学していた3つ上の姉が帰省した時、礼儀と思いやりに溢れる人に変わっていて、人はこんなにも変われるのかと驚きました。中学時代から地元札幌のラジオ番組で、勝ち抜き歌合戦のような番組に出たりしていましたが、高校に入っても、バンドではないし、自由時間や周りに人がいない時には歌える。だから音楽シーンから置いていかれるという不安もあまりありませんでした。本音で言い合って、喧嘩別れして、またつながるっていう友情はすごいと思います。その中で、人と触れ合うとか、甘えるとか信じるとか、自分に何ができるかを考え、支え合うためのスピリッツが育まれていきました。この年齢になって思うのは、親が育てるのは15歳まで、多感な時期に親元から離すことはいいことだと思っています。いつも生きるための選択をしていたし、社会の便利なものとは離れたけれど、人として必要なものは何かをいつも考え、それを学ぶためにこんなにも失敗を経験できる場所はなかった。マンドリンオーケストラの演奏も個人個人が役割を果たさないと成り立たない。うまくなる努力しかない。韓国での演奏旅行の時、指揮者がタクトを振った瞬間に、言葉は通じなくても合奏が成り立っている。今、分かり合えているって鳥肌が立ちました。音楽を仕事する通り道としては悔いのない選択でした。

  • 田代 章 (12期生)株式会社クリエイティブアルファ代表取締役

    12期生
    株式会社クリエイティブアルファ代表取締役

    今の自分を作ってくれた場所。
    自分にとって嫌な先生は一人もいませんでした。

    • 今の自分を作ってくれた場所。
      自分にとって嫌な先生は一人もいませんでした。

      なぜ松風塾高校かと言えば、受けたら受かったからです(笑)。深く考えてなかったかもしれませんね。入ってから普通の高校とは違う環境には驚きました。僕がいた当時は、一部の先輩との関係が決して良好なわけではなかった。自分は理不尽なことに黙っていられるタイプではないので、いろいろ直訴して、その結果、雰囲気も大きく変わりました。でも協調性はちゃんと学びましたね。全員必修のマンドリンの演奏では、僕は劣等生でしたが、懸命に食らいつきましたし。いまでも当時の友人とはつながっています。そして松風塾高校のような学校にいたことを今も話のつかみとして口にすることもあります。高校進学の時には後輩たちが大勢で見送ってくれるような、そんなガキ大将的な自分でしたが、個性を受け入れ、どんな生徒も置いてきぼりにはしないところがすごいなと思います。今の言葉で言うとダイバーシティを先取りする環境ですね。今思い出しても嫌いな先生は一人もいませんでした。建築の専門学校に進学し、その後23歳で内装施工会社を起業。出身地の大阪や東京にも拠点を持ち、飲食関係や不動産業など幅広い事業を展開していますが、こういう今の自分をつくってくれたのが松風塾高校だと思っていますし、娘も通わせたい学校だと思っています。決して優秀な生徒じゃなかったですけど、自分の話を載せて大丈夫ですか?(笑)