皇居勤労奉仕
令和7年1月7日~9日の3日間、2年生10名を含めて17名で皇居勤労奉仕をさせていただいた。
1日目は東御苑での清掃作業であった。はじめに、集合写真撮影のため二重橋へ移動し、伏見櫓をバックに1枚、長和殿をバックに1枚それぞれ記念撮影した。東御苑は、一般公開日であったため、たくさんの外国人観光客が通る中、二の丸付近を黙黙と落ち葉掃き作業をさせていただいた。
2日目は、宮殿西地区「宮中三殿」「水田、桑畑」「大道庭園」を見学し、説明を受けた。宮中三殿では門の外からお参りをさせていただいた。作業は桑畑の整備を午前午後と行い、暖かな日差しを受けながら、心地よい汗を流した。15時15分から「蓮池参集所」にて、ありがたくも、天皇陛下のご会釈を賜った。
最終日は宮殿付近の見学となった。午前は宮殿南庭の掃き掃除。中庭は一般参観では立ち入ることができない場所とのことで、大変貴重な体験となった。また、午後からは、一般参賀が行われる長和殿前の垣根の花摘みを行った。
生活学苑大和山松風塾時代の昭和33年から始まった皇居勤労奉仕。どんな仕事も厭わず「よく働く奉仕団」・「誠意あふれる奉仕団」と称されるほど、心を込めてご奉仕くださった多くの先輩方の働きがあったからこそ、今日まで継承されてきたものと思う。
生徒は事前学習を行い、創立者の願いを受け止め、先輩方の思いも受け継ぎながら精一杯奉仕に臨んだ。天皇皇后両陛下がいつまでもお健やかであることを日々お祈りし、日本のために尽くせる1人になろうと誓う貴重な3日間となった。
投稿日: 2025年4月23日