12月14日(木)、平和の手紙収納式が行われました。
平成6年に「第1回古切手収納式」が行われ、形を変えながら現在も継続して行っている行事の一つです。
当時は収集した古切手を換金することで、国際保健医療協力にかかる費用の一助としていましたが、
近年では古切手の価値が下がり、収集しても換金できない現状にあります。
それを受け、平成30年に収集活動を終了し、
令和元年からは、古切手と一緒に収納していた50年後の後輩達へ向けた平和のメッセージを、
平和祈念塔に納める「平和の手紙収納式」として行っています。
式では、第48期修業生代表の生徒から「自分にとって不要と感じることこそ、必要なものになる。様々なことに挑戦してほしい。」と、
第98期生にむけてメッセージが述べられました。
創立者田澤康三郎先生は、平成8年古切手収納式の講話で、
「今から、年を取ったらどんな人になろう、どんな仕事をしていこうと考えなければ、50年後、急には思いつかない。
どんな仕事をしてもいいが、世のため人のためになるような清らかな人生を歩んでいくんだ。
それが私の諸君に対するただ一つの願いである。」
と仰っています。
創立者の願いを今一度確認し、具現化しようと堅く心に誓った一日となりました。
投稿日: 2024年1月10日