12月22日(火)、第45期修業生の予餞会を開催しました。新型コロナ感染防止対策により、卒業前の日程が例年と大幅に変更することになりました。本来は卒業式前の一週間前に予餞会などの特別プログラムが組まれるはずですが、今年度はそのプログラムを冬休み前に実施することになりました。
予餞会は卒業を控えた先輩を在校生が感謝の気持ちで送る会です。卒業式が厳粛に行われるのに対し、予餞会は和やかに演劇やダンスを披露したりして皆で楽しみます。
開会に先立ち同袍会から卒業記念品が贈呈され、生徒会長、校長先生の挨拶、乾杯と続き会食となりました。3年生と一緒にお弁当を囲むのも最後とあって、和気藹々とした中にも淋しさがつのります。
その後のお祝いステージでは、1・2年生がカラオケやダンスを披露しました。また、英語科の2人の先生は「Let It Be」を熱唱してくれました。
例年は送られる側の3年生から余興はないのですが、今年は3年生有志がミュージカル風寸劇と漫才を披露してくれ、大いに盛り上がりました。
続いて、スライドショー。これは卒業生の3年間をまとめたものです。入寮時の集団訓練からはじまり、2年生の台湾修学旅行や皇居勤労奉仕などの各行事の様子、そして3年生になってみんなをリードする姿などが映し出されました。このような映像を見てみると、入寮当時はポッチャリしていた頬が今はきりっと引き締まっていたり、身長がぐんと伸びていたり、それぞれの成長がみてとれます。3年という時間は短く思えますが、身も心も大きく成長できる期間なのだとつくづく感じることができます。
最後に、3年生代表2名からの200字レターが披露されました。後輩たちや先生方に対し、3年間の思いや感謝がつづられ、涙ながらの発表となりました。
卒業式までにまだまだ時間があり、お別れという実感が沸かない中での予餞会ではありましたが、3年生を快く送り出したいという後輩たちの気持ちと、最上級生としての立派な決意と思いの伝わる気持ちの良い時間となりました。
投稿日: 2021年2月11日