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皇居勤労奉仕

12月19日(火)~21日(木)までの3日間、3年振りに、皇居勤労奉仕をさせていただきました。
通常2年生が参加していましたが、昨年まで中止だったということもあり、3年生と2年生が参加させていただきました。

1日目は東御苑での清掃作業。
集合写真撮影のため二重橋へ移動中、係の方から「ただいま上皇陛下がお通りになります」と案内がありました。
全員で敬礼すると、上皇陛下を乗せたお車が後部座席の窓を開けて、奉仕団の前をゆっくりと通過なさいました。
思いがけない出来事に、ご奉仕にも一層力が入りました。

2日目は宮殿、南庭の掃き掃除。
中庭は一般参観では立ち入ることができない場所のため、とても貴重な体験となりました。

最終日は西地区の見学から始まりました。
ここには賢所があり、この日は旬祭のため門が開いていました。
職員でも見てはいけないため、奉仕団も素通りして作業場所へ移動しようとしましたが、
その直後に門が閉まったので、皆でお参りをさせていただきました。
午後は忝くも天皇陛下のご会釈を賜りました。

松風塾時代から続いてきた皇居勤労奉仕。
どんな仕事も厭わず「よく働く奉仕団」と称されるほど誠心誠意奉仕された先輩方の働きがあったからこそ、
今日まで継続してこれたのです。

生徒は事前学習を行い、先輩方の思いも受け継ぎながら皇居奉仕に臨みます。

天皇皇后両陛下がいつまでもお健やかであることをお祈りし、国家社会のために尽くせる1人になろうと誓う貴重な3日間となりました。

投稿日: 2024年1月10日