9月4日(水)、本校太陽堂において国際理解講演会が行われた。講師は青森県上北地域県民局地域農林水産部所属の蝦名雄三氏に依頼した。
蝦名氏はJICA海外青年協力隊(現職参加)として2018年から2年間ソロモン諸島へ派遣され、現地の林業に携わった。その経験の中から、異なる文化圏での生活や日本とのつながり、言語の壁の話を交えながら、国際的な林業の現状や未来を日本の事情と比較して話していただいた。
森林伐採の問題は山中や陸地だけではなく、河川の水質汚濁につながり海にも影響を及ぼす。蝦名氏が話した内容は、平内町の河川氾濫を防ごうと大和山の山中に植樹した田澤康三郎先生のことを思い起こさせた。
本校でも植林活動や海岸清掃ボランティアを行っている。今回の講演によって、これらの活動が海外の国々、また未来へつながっていることが実感できたのではないだろうか。
投稿日: 2024年11月29日