本年も学田で育てた餅米を、無事収穫することができました。
11月27日(金)は恒例の「収穫感謝の日」の行事が行われ、皆で天地自然の恵みに感謝を捧げました。
初めに、感謝の礼拝です。この一年間の神様の恵みに感謝の祈りを捧げました。
教頭先生の講話です。稲作に関する宮中祭祀、天皇陛下の御製(ぎょせい:天皇陛下がお詠みになった和歌)、そして松風塾高等学校における勤労体験学習の意義などについて、お話をしていただきました。
生徒による「日本人と稲作」についての発表と質疑応答です。この日のために授業(総合的探求の時間)を通じて取り組んできました。皇室と稲作との関係や新嘗祭について、そして戦後、勤労感謝の日が定められた由来など、興味深い発表が行われました。
いよいよ餅搗きです。杵持つ腕に力がみなぎります。自分たちで育て収穫した米で搗く餅は格別の味でした。
今年の収穫は約100キロ。本部営農事業部の方々のご指導、ご支援をいただきこの日を迎えることができまし
た。稲作を通じ「日本人の精神性」について理解を深め、そして自然の恵みによってわれわれは生かされているということを、学んだ一年となりました。
投稿日: 2020年12月2日