全寮制の本校は、立地条件的に外部との接触が少ないこと、少人数校で一人一人の健康状態に目が行き届いていることなどから、教育活動を行うことができております。
このような中、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、日に三度使用させていただいている食堂が閉鎖されたことを想定した訓練が、三日間行われました。
全校生徒並びに教職員に、あらかじめ三日間の保存食が配布され、これを決められたメニューに沿っていただくというものでした。生徒たちは、朝・夕は各寮で日割りの食事当番がしっかりとこなしてくれました。昼は手空きの先生方が調理実習室で、プラスワンのメニューを加えたりと、用意してくれました。
当初大変と思われた訓練も、ある意味皆で楽しく乗り切ることができました。そして何よりも、訓練明けのいつもの食事の何と美味しかったことか。日常生活を当たり前に送ることができる有り難さを、改めて皆で感じることができました。
副校長
投稿日: 2020年5月25日